今回は、41歳で結婚相談所に入会し、1年以内で成婚した私の体験談をご紹介します。

「40代から婚活って遅いのでは…」「別に結婚しなくてもいいけど、1ミリくらい興味はあるかも?」と迷っている方にこそ、読んでほしい内容です。

なぜ結婚相談所に入ったのか?

私は41歳11ヶ月で、結婚相談所に入会しました。 40歳を過ぎた時点でご縁がなく、「一人で生きていこう」と決めて貯蓄や投資に力を入れていたのですが、ある出来事がきっかけで気持ちが変わりました。

姉の結婚が転機に

当時44歳の姉が、結婚相談所を通じて素敵な方と結婚。 それまで「姉が結婚してないなら、自分もしなくていいかな」と思っていた私の心が動きました。

「まぁ、一度くらい結婚してみてもいいかも?」

そんな軽い気持ちで、姉が入会していた福岡の結婚相談所に登録しました。(私は東京在住です)


地方の結婚相談所でも大丈夫だった理由

「福岡の相談所に東京から?」と思われるかもしれませんが、婚活の実質的なやり取りは、お相手に会う部分以外は、すべてオンライン。 登録先の地域よりも、「信頼できるアドバイザーと出会えるか」が最重要です。

大手より“人”を重視

入会前にZoomでアドバイザー(姉の友人)と雑談 → 話していて楽しかったので入会を決意。

決めた二週間後に、飛行機で福岡まで行き、登録。

個人経営の結婚相談所でしたが、使っている婚活システムは、IBJやTMSなど全国規模。

私は**TMS(全国結婚相談事業者連盟)**で、後に夫となる相手と出会いました。
IBJよりも登録人数が少ない連盟システムでしたが、それが逆に良かった気がしています。


婚活前にやったこと:理想の可視化

まず取り組んだのは、「自分が結婚後にどう暮らしたいか?」「どんな相手が理想か?」の言語化です。 抽象的な表現(例:「優しい人」)はできるだけ避け、判断基準にできる項目だけをリストアップしました。

【最重要条件】

・住む場所:お互いの職場から1時間以内

・子ども:「どちらでもよい」であること。(子供は欲しい気持ちはあるが、年齢的に産めない可能性もあるため)

・非喫煙者

・外見が生理的に受け入れられる(写真と初回お見合い時に判断)

【重要条件】

・能動的な趣味がある

・親と同居していない(≒最低限の家事スキルがある)

・資産欄が空白でない(≒借金なし)

・飲酒少なめ(自分が飲まないため)

・年齢:50歳以下

実際の相手は…

「最重要条件」はすべて一致。

「親と同居していない」だけは一致せず…と思いきや、夫は家事スキルが高くむしろ助かっています。

結婚後に発覚したのですが、「両親が共働きだったため、お米を炊いたり食料の買出しなど、最低限の家事は実家暮らしでもやっていた」とのことでした。


資産重視の理由

婚活中は、「年収」よりも「資産」の有無を重視しました。

例)年収600万で貯金ゼロ → 不安
   年収400万で貯金500万 → 安定感あり

「資産欄に何かしらの記載があるか?」は常にチェックしていました。

少しでも資産があれば、「現預金」などと書いてあることが多いです。プロフィールは少し盛って書くことが多い中、資産欄が空欄の方は、本当に貯金がなさそうなので、避けるようにしていました。


結婚は「生活」だから

昔、姉とルームシェアしていたとき、私が買ってきた牛乳がなくなっていただけでイライラしてしまったことがあります。。。

お金がないことで関係が悪化した苦い経験があるため、自立している人、金銭感覚の合う人を重視しました。


婚活を楽しめるとベスト

夫以外にも、複数名の方にお会いしました。

正直なところ、会ってすぐに「うーん?会話が続かない。。。」という方もいらっしゃいました。(相手が悪いのではなく、相性が悪い。)

しかし、せっかくお互いに時間を使うので、仕事の話を聞いてみたりとか、好きな趣味の話を聞いてみたりとか、何か少しでもお互いの人生のプラスになるような経験や知識を情報交換できたらいいな、というスタンスで過ごすようにしていました。

色々な仕事の話を聞けたのは、面白かったです。

ちなみに、初対面で仕事の話やお金の話ばかりすると、あまりよい印象を持たれないので、要注意です(笑)。

NISAの話などは、真剣交際が始まった後の、10回目以降のデートが良いと思います。

あとは、持病があるなど、重要な負の情報は、真剣交際前の、できるだけ早い段階(3~5回目のデート)で伝えた方が、好印象です。

お相手からしても、「これよりも悪い情報が無いのであれば、大丈夫だろう」という安心感にもつながると思います。


交際から結婚までの流れ(スケジュール)

1年の婚活スケジュール

ザックリ、月3回ペースで会っていました。

1月:お見合い

4月:真剣交際

5月:プロポーズ。(累計17回会う)

6月:成婚退会。お互いの両親に挨拶

7月:ゼクシィ購入

8月:指輪探し

9月:式場探し

10月:結婚式準備開始

11月:両家顔合わせ、入籍

12月:

翌年1月:結婚式

翌年4月:新婚旅行

翌年5月:引越し、同居開始

↓実際のデート記録

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婚活で感じた「違和感と決め手」

会う回数は“最大2回”までが勝負

「3回会えばわかる」は迷信かな?と思います。 会うのが億劫なら、2回目で終了でもよいと思います。

お見合い終了後、「相手からOKが来れば、こちらもOKしようかな、、、」くらいの受け身な気持ちなら、たぶんお会いしない方がいいです。

「もう一回会ってみてもいいかな?」と純粋に思えたのであれば、自分からすぐに「次のデートの希望(初回の連絡先交換)」を打診した方が、好印象です。

無駄な駆け引きは不要な気がします。

それよりも、自分の気持ちに正直に!!

私の場合は、奇跡的に、17回会っても苦になりませんでした。 ライブの前にランチデートをしたりなど、無理せず自分のペースで交際を続けられたことが大きかったかな?と思います。


決め手となった行動

5回目のデートの日。体調を崩してデートをキャンセルしたときのこと。

他の方は「回復したら連絡ください」だったのに対し、今の夫はこう言ってくれました。

「もしよければ、家の近くまで行きますよ。少し外に出られそうであれば、一緒に美味しいものでも食べませんか?」

この気遣いと行動力が、心に響きました。

この日はかなり弱音を吐いてしまったのですが、それを受け止めてくれたことが、私の決断を後押ししました。

思い返してみると、この時に、夫との結婚を意識した気がします。

「お相手が弱っている時、困っている時に、損得勘定抜きに、お相手を支えたいと思えるか?」は、大事な判断材料かもしれません。


最後に:40代の婚活で大切にしたこと

40代の私が1年以内に結婚できた要因を整理します。

✅ 行動力と計画力

思い立ったら即行動
希望条件を明文化

✅ 相談所の“人”を見極める

大手かどうかより「本音で話せるか?」

✅ 自分の生活ペースを崩さない

月3回程度のペースで交際を継続
趣味も続けつつ、時間は工夫する

✅ 金銭面で、相手に依存しない

お互いに自立していることを確認

✅ 相手を見るポイント

資産の有無と金銭感覚
日常の気遣い
一緒に生活できるイメージが持てるか?


まとめ

結婚は「ゴール」ではなく「スタート」です。自分らしく、でも柔軟に。そして、「この人となら一緒に人生を歩んでいけそう」と思える相手に出会えたら、あとは一歩踏み出すだけです!

独身時代も幸せでしたが、結婚してからも幸せです。

どちらが幸せかは甲乙つけがたいのですが、共稼ぎをしているので、金銭的な不安は少し和らいだ気がします。

お金の価値観が合う方と結婚できれば、結婚は資産形成にもメリットがあると思います。(浪費家の方と結婚すると、詰むかもしれませんが、、、)

さいごに、、、「結婚しようがしまいが、自分の生活は自分で一生面倒を見る」という覚悟をもっていたことが、婚活していく上で非常にメリットになった気がしています。

以上です。御拝読ありがとうございました!


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