最近、私の周りでは花粉症に苦しんでいる人が多いです。
時期的に「スギ花粉症」だと思われます。
花粉症が100%治る!という書き方は多少語弊があるのですが。
結論から書きますと「スギをなくせばいい」んです!
第二次世界大戦後、建物を早くたくさん作るために、国は早くまっすぐ伸びる木をたくさん植えました。
その代表格がスギさんです!
この図を見てください。
戦前にたくさん植わっていた天然林は、主に広葉樹林帯だったことが文献などから知られています。
広葉樹林帯のイメージはこんな感じ↓
マイナスイオンたっぷりで癒される感じ!美しい・・・!!
(これは屋久島に行ったときに撮った写真なので、多摩地区の広葉樹林帯ではないですが・・・)
それに対して、人工林はこちら。
下草がなく、暗ーい感じ。
自分が野生動物だったら、隠れるところも食料もないし、長居したくないかな。
こちらは、丹沢南部のシダンゴ山という山に登った時の写真。
話が少しそれました。
樹齢30年以上に育ったスギの花粉は圧倒的な花粉飛散量なので、アレルギーという形で人間に被害が出てしまいます。
集中力の低下や薬代など、花粉症によるデメリットは計り知れないと思います。
現在、ほんの少しずつではありますが、伸び放題の放置されたスギやヒノキを伐採して、広葉樹や花粉の少ないスギ(種無しブドウ的な感じですね。すでに開発されているのです!)に植え替える作業が進んでいます。
国や都が頑張っています。
民間で頑張っている方もおられるようです。
でも、財源がなくて進んでいないのが現状のようです。
まぁ、社会福祉が最優先ですもんね、絶対そちらを優先するべきだと思うし、こればっかりはしょうがないです。
でも、ほんの少しずつでもやり続ければ必ず成果が出ると思うので頑張ってほしいです!!
私も、ボランティアとか行こうかなぁ~。
植樹経験あるし!お金だけ払うよりは労働したい!!
最後に余談ですが。
「割りばし」って、使うと自然破壊みたいなイメージがありますが、間伐材やいらない木に限っていえば、最終的にゴミになるなら使ってから捨てた方が、林業やっている人の財源にもなるし、実はいいんです。
(仮に、土に返すような最終的に同じ捨て方をした場合の話です。実際には割りばしは焼却処分されることがほとんどだと思うので必ずしも良いわけではないですが、こういう考え方もあるのです!)
また、「伐採」=「悪」みたいなイメージがありますが、実はこれも必ずしも正しくなくて、今回のような元の状態に戻すための伐採であれば、人間にとっても動物にとってもいいことだと考えることもできます!
久々に熱く長く語ってしまいました~。
薬・ティッシュ・マスク等の会社の人には申し訳ないのですが、数十年後に、花粉症の人が減るといいなぁ、と思っています!
また気が向いたら、林業とか自然環境的なネタも書こうと思います~(^-^)/
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