今日、テレビでやっていたのを見て思い出したので、記録として書き記します。
本日一番伝えたいことは、
「古いミックス粉を使ってパンケーキやお好み焼きを作って食べると、死ぬかも！！」
ということ。
同じ病気になる人が、一人でも減りますように・・・！
以下、当時の記録を思い出しながら、時系列で書いていきます。
アナフィラキシーショックになったあの日のことは、今でも鮮明に覚えています。
ある水曜の夜、いつも通り仕事から帰ってきて、その日は夜ご飯にお好み焼きを作りました。
私は消費期限はあまり気にしない派で、「食べられれば大丈夫！本当にヤバければ体が教えてくれる！」というワイルドな考えの持ち主です。
お好み焼きを食べて少したってからのこと。30分は経っていないと思う。
少し汚いけれど・・・嘔吐と下痢が同時にきました。
当時、たまたま小さなワンルームに住んでいて、お風呂とトイレと洗面所が一緒のタイプだったので、嘔吐と下痢を同時にこなす（？）ことができましたが、人生で一度もこんなことはなかった。
不安になったので、実家にTEL。
母親からは「安静にするように」との指示だったけれど、たまたま父親も横にいたらしく、「すぐに病院に行け」とのこと。
迷った結果、病院に行くことにしました。
この時、確か19:30くらい。
ネットでこの時間でも空いている病院を検索。
20時まであいている病院を近所に発見！
よし、ここに行こう。
やっとの思いで、近所の病院に到着。
あの時、少しふらついていて自転車に乗るのが不安だったので、きついのに10～15分くらいかけて歩いて行ったっけ。
診断結果は、「風邪」。
薬を処方してもらい、帰ろうとした時のこと。
全身からじんましんが・・・！！
こんなこと、今までの人生で一度もなかった！！
あわてて追加の症状を聞いてもらおうと受付に戻ったけれど、お医者さんはすでに帰宅。
その時、たまたま残務処理をしていた看護師さんが一人通りかかった。
私を見て一言。
「あなた、たぶん風邪じゃない！すぐにタクシーを呼ぶので、救急で総合病院に行ってください！」
「え・・・？」
と思ったけれど、なんかふらふらしてきた。
じんましんも増える一方。
明らかに見た目が「ヤバい人」だったのだと思う。
ここまでなってはじめて、「これは絶対に風邪じゃない。」と本能的に確信した気がする。
お医者さんじゃなくて看護師さんの言うことを信じよう・・・。
風邪薬を握りしめ、総合病院に到着。21時くらいだったっけ。
ふらふらしながら受付に行く。
近所の病院から紹介を受けたことを伝え、症状を伝える。
嘔吐・下痢・じんましん・だるさ・ふらつき。
5分くらい席で待っていた。
他の救急の人もいたけれど、その人たちを差し置いて、比較的すぐに呼ばれた気がする。
お医者さんの部屋に行ったら、病名を知らされる前にすぐに「今晩は入院してください。」と言われた。
「え・・・？」
人生初の入院。
ちょっとのお金は財布に入っていたけれど、携帯以外は何も持ってきていない。
不安な気持ちを感じる間もなく、点滴開始。
なんだか意識がもうろうとしてきて・・・
その日の夜のことは全く覚えていない。
きっと、薬に何らかの成分が入っていて、深い眠りについていたんだと思う。
そして・・・そのまま病院で就寝。
入院すること、家族には夜に電話したんだっけか。次の日の朝だったっけか。
全く覚えていない。
次の日、朝7時頃、目覚める。
もう、普通に元気！
やばい、今日は仕事だ。しかも取引先に行く日。
病院では携帯が使えないので、看護師さんに伝えて電話OKの場所に行く。
上司にTEL。今日は休むこと、必要書類は私の机の上にすべてそろっているので代わりに対応してほしいことを伝えて一安心。
いつ連絡したのかは忘れたが、当時比較的近くに住んでいた弟が病院まで来てくれた。
お金も立て替えてくれた。
この日は普通に木曜だったから、仕事を急きょ休んで来てくれたんだと思う。
本当に感謝している。
その日は確か、一緒に昼ご飯を食べて普通に解散した。
翌日からは、普通に仕事に行くことができた。
1～2週間後、食物アレルギーを疑って、アレルギー検診へ行った。
小麦アレルギーや卵アレルギーなのではないかと思ったから。
結果は・・・「ダニホコリアレルギー」。
「あれ・・・？あの日、ただ体調が悪かっただけなのかな？」
当時はそう思っていた。
しかし、今日テレビを見て、原因がはっきりした。
と同時に、すごく怖くなった。
「あの日、私は何万・何億のダニを一気に食べた」のだということ。
そしてあの日、父の判断・看護師さんの判断に従っていなかったら、今頃死んでいたかもしれない、ということ。
なんだか長くなってしまったけれど。
あの日以来、家で一人でお好み焼きなどの粉物は食べないことにしています。
お好み焼き粉やホットケーキミックスなどの粉物は、できるだけ一回で使い切るようにしましょう！
少し残った場合は完全に密閉し、消費期限にかかわらず一か月以内には必ず使い切るようにしましょう！
湿度が上がりやすいシンク下などで保存しないように注意しましょう。
なんだか長くなってしまいましたが！普通に健康に生きていることに感謝！
明日も頑張ろ♪
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