服飾メーカーの「UNIQLO」を思い浮かべる人が大半だと思います!
正常です。
しかし私の場合は・・・
「鉄製品の亜鉛メッキ処理」
をついつい思い浮かべてしまうのでした!!
こんなん↓
TRUSCO 皿頭小ネジ ユニクロ サイズM4X6 260本入 B020406
- 出版社/メーカー: トラスコ中山(TRUSCO)
- メディア: Tools & Hardware
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青白がかった色合いのメッキ処理です。かわいい♡
・・・めっちゃマイナーですね、はい(^-^;)。
~補足(詳しく知りたい方用)~
「ユニクロ」という表現はもともと商標だが、今や業界用語として普通に使われている。
ちょっと気になったので調べてみたら、こんなんでてきた。
ユニクロ(光沢クロメート)のユニってなんですか? – 化学 – 教えて!goo
正式には「光沢クロメート」。
図面上の処理記号は「Ep-Fe/Zn5 CM1」等と表現するのが主流。
Ep:電気めっき
Fe:鉄(材料部分が鉄系であること)
Zn:亜鉛めっき
5:最小めっき厚が5μm(亜鉛めっき部分)
CM1:光沢クロメート(=ユニクロめっき)
鉄に亜鉛めっきを5μmつけて、その上からユニクロ皮膜処理(0.02μmくらいと言われている)を付ける。
つまり二層になっている。
特筆事項は、RoHS非対応ということ。
環境に悪い「六価クロム」という物質が含まれています。
このあたりは話が少しそれるので、また気が向いたら書きますね。
詳細はJIS H 8610参照のこと。
余談になるけども。
めっき屋さんで電気めっきをしているところを初めて見たとき、すごく感動しました。
「あーー!!高校化学で習った電気分解って、リアルではこういう風に使われているんだーー!陽極と陰極あるし!こんな大きいお風呂みたいな入れ物の中でやるんだ~。へぇ~!!」と思った記憶が。
その昔理科教師をやっていたので、理科的な内容は大好きで興奮してしまうのでした。
機械パーツにはかなり詳しいので、一般の人にも嬉しいネタ的な内容をメインに、ガチな知識や備忘録も書いていこうと思います。
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